ソリッドベルト / SOLID Belt
良さをいつまでも楽しめる一枚革ベルト。
一枚革と真鍮無垢尾錠
一枚革は革の善し悪しと質感が最も分かりやすいものです。
ベルト革は、牛の背中から尻に掛けての最も繊維が充実し、丈夫で伸びにくい部位から裁断されています。剣先の形は、その場所から裁断したからこそというものになります。なお、尾錠側が頭側、剣先側が尻側です。
真鍮無垢の尾錠は、亜鉛合金のように腐食して脆くなるようなことがなく、風合いの良さもあり、長く使えるものです。 なお、新品時の真鍮尾錠の表面は酸化された、くすんだ黒色です。
長さ1cm単位のジャストサイズ
「5つのうちの中心のピン穴」がぴったりのサイズになるように指定できます。詳細画像のように、お持ちのベルトを計ってご指定ください。
ピン穴の間隔は2.5cmで、最長となるピン穴から剣先までは約10cmです。
中心のピン穴から1つ手前をジャストサイズにしたい場合は、2.5cmをプラスしてください。しっくりくるサイズが80cmでしたら、82か83cm指定すると2つ目のピン穴がジャストサイズになります。
革によって違いがありますが、3%ほど(80cmサイズで2.4cm。100cmサイズで3cm)将来的に伸びると想定してください。
革・尾錠指定により、好みのベルトに
革は一枚一枚に違いがあります。ご注文後、いくつかのベルト革の画像をメールでお送りいたしますので、その中からご指定ください。もしも気に入るものが無ければ、キャンセルしていただいて構いません。
革の厚さは4.5mmです。
革の色は使い始めは明るい色ですが、使い込むと濃いブラウンになります。染めた色ではないので、色落ちの心配がありません。
尾錠は一覧のページ(TOP > ベルト > SOLID Belt)から好みのものを選び、このページのベルトと一緒に注文してください。
ベルトの巾は尾錠によって決まります。40mm用の尾錠を選ぶと40mm巾のベルトに、30mm用の尾錠を選ぶと30mm巾のベルトになります。
SOLID Belt剣先型(革指定無し)もあります。一覧のページ(TOP > ベルト > SOLID Belt)からご覧ください。
メンテナンス
使い始めは革が馴染んでいませんので、まめにNatural OILを補給してください。
革の側面や裏面が毛羽立った場合、600番くらいの紙やすりで擦ってください。その後、側面はWAXOILやNatural OILを塗って布で磨くと滑らかになります。市販の油性の保革用オイル(ワックス)でも良いです。
牛革の最も伸びにくい箇所から裁断しています。永くご使用いただいて指定サイズよりも3%以上伸びた場合、尾錠側を切詰めて縫い直す対応は無料でさせていただきます。恐れ入りますが、送料をご負担ください。
釣りの時に、水に濡れても
水に濡れても良いように作っています。濡れ方を大まかに3タイプに分け、1.水滴がつく 2.表面や裏面が部分的や広範囲に濡れる 3.革の芯まで染み込むくらい濡れる として、以下のように想定しています。
- 普段から油性オイルを塗っておくと、水滴がすぐに染み込まずに水滴跡として残りにくいです。反対に、革にオイルを一切塗っていないと、水滴がすぐに革に染み込みます。そして、革に含まれるタンニン(茶色)が、濡れた箇所の端に移るように乾きます。濡れ跡として、色が濃く残る部分が発生します。
- 渓流でウェーディングしたり、濡れたランディングネットが触れていたような場面です。1.の場合と同じで、普段から油性オイルを塗っておくと、すぐに水が染み込まずに水濡れ跡が発生しにくいです。濡れた時に、乾いている部分と乾いている部分との差が少ない方が良いです。それこそ、全体的に濡れていて、じんわり全体的に乾いていったほうがタンニンが局所的に移動しないので、水濡れ跡として残りにくいです。変にそこだけ濡れていたとしたら、その周りも濡れるように手で水滴をなじませると良いです。革製品を長く使って、経験で分かるところかもしれません。また、長く使えば色が濃い茶色になってくるので、水濡れ跡も気にならなくなってきます。
- 湖でウェーディングしてずっと水没していたような場面です。芯までしっかり濡れると、引っ張ると長さ105-106%くらいに伸びます。引っ張ったまま乾かすと伸びたままですが、自然に乾かすなら103%くらいまで戻ります。
濡れた場合は陰干しして、オイルを塗ってください。
注文時の注意
このベルトはサイズ指定の注文製作品です。お支払い後、1週間以内に製作・発送いたします。
注文制作のため、代金引換でのご注文は承れません。また、不良品を除き、お客様の都合による返品は承れません。
革や金具、サイズについてのご相談はお気軽にお知らせください。